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今池壁ドンズαがモンストプロツアー初戦を制す

モンストの8つのプロチームによるトーナメントツアー「モンスターストライク プロフェッショナルズ2018」が開幕した。

東京、仙台、大阪、福岡、名古屋の全国5都市でトーナメントを実施し、成績上位4チームがツアーファイナルに進出し、プロチームの中でNo.1を決める、過去の大会とは違った趣向のツアーだ。

その初回となる東京会場は、モンストプレイヤーの下馬評どおり「今池壁ドンズα」が優勝。

モンストにおいて随一の実績と実力を誇る彼らに注目してみた。

■今池壁ドンズα

写真左から、なんとかキララEL、そふぁ。、pkrn、べーこん

「モンストグランプリ2018 闘会議CUP」において、モンスト初のプロライセンスを獲得。数多くの戦績を誇るチーム。ユーザーによる優勝チーム予想でも上位を獲得するほど、その実力は知られている。試合では、観客を盛り上げるパフォーマンスにも定評がある。

【メンバー】

【大会実績】

  • モンストグランプリ2018 チャンピオンシップ 決勝大会 優勝
  • モンストグランプリ2018 プロフェッショナルマッチ 準優勝
  • モンストグランプリ2018 闘会議CUP Aブロック 優勝

プロの中でも一歩先を行く戦略と練度

本大会は、従来のモンストグランプリと同様に、1チームずつクリアタイムを計るタイムアタックRoundと、使用キャラクターを交互に選択してクリアタイムを競うバトルRoundで構成される。

全チームのタイムアタックRoundの結果から、バトルRoundのトーナメント表が決められるが決められる仕組みだ。

また、各対戦で使用するステージは、このトーナメント表で決められている。タイムアタックRoundで上位に入れば、どのステージで戦うか選択できることになり、バトルRoundの勝ち抜きやすさに影響する要素となっている。

バトルRoundのトーナメント表。タイムアタックRoundの上位から順に、すきな場所を選択できる。A~Eで使用ステージや順番が異なるので、タイムアタックで上位に入って、チームの得意ステージで戦うことが優勝への戦略となる

モンスターストライク プロフェッショナルズ2018大会概要より引用

今回の東京会場では、上記トーナメント表のAは「妖光の狐少女」、Bは「冥黒の女王」が使用ステージだったのだが、タイムアタック上位4チームがすべてA側のブロック、つまり「妖光の狐少女」でバトルRound初戦突破を狙うことを選択した。

それほどまでに、「冥黒の女王」はクセが強く、安定してクリアタイムを縮めることが難しいということだろう。

今池壁ドンズαは、タイムアタックRoundの結果は、要所でミスをしてしまい5位。このミスで気が引き締まったという。

自動的に「冥黒の女王」で初戦を戦うことになったわけだが、リーダーのなんとかキララELは「どっちでもよかった。」と振り返る。

「(タイムアタックRoundで)1位になっても、どっちのステージを選ぶかは決めていなかったです。ただ、結果的に決勝まで光(妖光の狐少女)を見せずにいけるルート(※)だったのは落ち着いて考えたらよかったですね。」

※ベスト4決定戦以降(上記トーナメント表のC~E)は、2本先取で勝利となり、使用ステージやその順番が決められている。バトルRoundを全勝で勝ち抜いた今池壁ドンズαは、決勝戦まで「妖光の狐少女」で戦うことがなく、ピックでのキャラクターなど手の内を明かすことがなかった。

「何を取られてもいいように全パターン抑えていた。」

と語るほど各ステージの研究を重ねていた今池壁ドンズαにとって、どのステージで戦うことになるのかは関係なかったのだ。

「第5戦まであるツアーで、1、2戦目で1位を取りたいと思っているんです。最初に1位を2回取れれば、正確に計算はしていませんがファイナル出場のマジック点灯だと思うんですよ。なので、1戦目をまず取れてよかったという気持ちでいっぱいです。地元名古屋開催の第5戦目は、もう消化試合としてファンサービスする気なんで。」

優勝チーム予想で圧倒的人気の1位を獲得するほどユーザーからの期待される今池壁ドンズα。10月27日開催の第2戦も制し、ツアーファイナル進出を手繰り寄せるか、注目が集まる。

プレイ中も笑顔が漏れる今池壁ドンズα。その姿に観客も一緒に盛り上がる場面が多い

応援してて楽しいチームでありたい

見事、トーナメントツアーの初戦を優勝で飾った今池壁ドンズα。

ステージの研究やピック戦略で他のチームを上回った結果であるが、何よりも会場に集まった観客からの声援、歓声も大きい。

特に、ドン・キホーテにて680円で購入したという短パンに、験担ぎだという足の裏が当たる部分が芝生のサンダルという独特なスタイルのなんとかキララELは、マイクパフォーマンスなどで観客を盛り上げる。

「2016年のモンストグランプリ2016で優勝したときに、芝生のサンダルを履いていて、それからずっと芝生を踏み続けています(笑)。次の会場が仙台で寒いと聞いているので不安なんですけど、それでも芝生踏んでいこうと思ってます。」

試合でのパフォーマンス以外でも、観戦して印象に残るのは間違いなく彼らだろう。

「応援されるチームでありたいというよりは、応援していて楽しいチームでありたいというのはすごく思っていて、少しでも見に来てくれた人が『楽しいな、しかも壁ドンズが勝ててよかったな。』ってアドレナリンばんばん出して帰ってもらえるようにできたらいいなと思ってます。」

観客の声援に応える今池壁ドンズα。全員が壁ドンズを応援しているかのような一体感が生まれていた

今後のトーナメントツアーに向けた戦略にも迷いがない。

第2戦目以降は使用ステージが徐々に増えていくが、第1戦目の3ステージも引き続き使われるため、決勝まで戦い抜いた今池壁ドンズαは、手の内を明かしてしまったことになる。

しかし、戦略のすべてを見せたわけではないという。

「全勝はしたいですけど、今日の僕らを見て、完全に真似をして少しでも速く撃たれたら負けてしまう。わざわざ自分たちのミスで負けるようなことはしたくないので、そのための練習はします。」

果たして、次戦も優勝しマジック点灯となるか。今回の賞金でユニフォームに合うズボンを買うつもりだというなんとかキララELのファッションやパフォーマンスも含め楽しみにしたいところだ。

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